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パーティクル
真っ暗というよりか
真っさらサラの砂地だ
嫌なことも何もかも
ぽっかんと抜け落ちた
とりあえず 擬似の太陽をはめ込んだ
いつのまにやら ずいぶんとギリギリにせまったもんだ
手の先よりずっとずっと 天井ははるか頭上だ
ここまで来なければ
闇の中にも息づく命に
気づかないまま 踏み潰してたのかな
象のような無関心が いっとう残酷なんだ
なあ 生きてるか死んでるかもわからない猫に
餌をやってたって意味なんかないよ
ああ 深くまで見通して
解体した絶望の中に
何が見えたのかい?
劣化した太陽 所詮はイミテーション
そんなボロにすがってないでさ
本物探しに行こうぜ
今さら そう 今さら今から
そこの砂ひとつまみ すくってごらんよ
喜びも悲しみも憎しみも愛も
まとめて砕け散った すべての心さ
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