第1章 帰還

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  「そうなんだ。 あの大型の皮膚が硬くてな。 レイピア隊の武器では傷つけることさえ出来なかったんだ。」 エクスカリバーさんが頭をポリポリかきながら言った。 「そんな……。」 それじゃ大型を倒すことは出来ないの? 「そこでだ。 大型に食われながら生還した君たちにヤツの腹ん中がどうなっていたのか? 生還する方法などを聞きたくてな。」 エクスカリバーさんは手を合わせて頭を下げた。 「それってつまり……。」 「ああ、外からの攻撃がダメなら、中からの攻撃が出来ないか? と言う事らしい。」 鬼教官がエクスカリバーさんを見て捕捉した。
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