敗者復活文学賞  第二回応募全作品集

2/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
◆一つは、応募者が自分達自身で選ぶ文学賞を作って、本当に面白い作品はここにある!と面白がることである。 ◆二つ目は、あるグループで合評会をした時に、応募の十数作のうち数人が発表できなかったことがあり、落とされた三人が「敗者復活合評会」をしたのがヒントになっている。ただの負けず嫌いである。 ◆そして、三つ目の理由は、敗者復活文学賞に応募したならば、わかる。 第一回、応募いただいたのは、たったの六人、されど六人だ。未知のチェレンジに果敢に挑んでいただき、大いに感謝する。新作が多数であるが、過去の他文学賞に応募した作品でもOKという、ゆる~い文学賞は無事に船出することができた。 参加すると応募作品の全文がネット上で読めるようになる。冒頭の数頁は応募者以外も読める。作者名は発表まで明かされない。応募者は自作以外の作品に投票し、一番多く票を取った作品が参加費総額を全部獲りする。第一回の賞金は、たかが六千円であった。第二回賞金は一万二千円。倍々に増えれば、数年後に千人応募で賞金は百万円。応募者数も賞金も面白さも日本一の文学賞になる。 有望新人が発信し再起するプラットホームとして、敗者復活文学賞は始まり、ここに第二回作品集を発行する。                         
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!