警視庁第十九課 『ニート殺害事件』

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 湊人と遊星が戻ると、警視庁はあわただしかった。恐らく、事件だろう。そう直感した湊人の所に、金髪の青年が近寄ってきた。 「や、森嶋」 「おう、翔大。何があった」 「事件や事件。ほら、説明するからこっち来てや」  金髪の青年は、益城(ましき)翔大(しょうた)。警官に金髪の人間がいるのが不思議だろうが、彼にはいろいろと事情があるのだ。  ちなみに、湊人と遊星、そして翔大は高校時代からの友人で、特に湊人と遊星は幼馴染みだ。
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