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第15話 脱出方法
悠真が、電源の落ちたパソコンに釘付けになっている。
「こ、この日記を読んでもまだ、少し半信半疑な所はあった…。
これは本当に、起こりうる事なのか…」
「だ、だから言うてるだろ!
マジでやばいやつなんだって!!」
「ど、どうするつもりだ、これから?」
どうするも、何も…どうしていいかわかんねーよ…。
「わからない…。でもこのままだと俺は確実に、この日記の人みたいになる。
動くしかない…。悠真? これ以外に手掛かりはないのか?」
悠真は首を横に降る。
まいったな…。
「こうなったら土曜日に電話するしかないか…今日は金曜日だから、明日電話してみる…」
「な、何かあったらすぐ言ってくれ!
力になれるかわからんが、駆けつける!」
ありがとう…悠真…。
そしてこの日は悠真と別れた。
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