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目覚めるとそこは野外階段の踊り場だった。
今日も空は青いし風も心地よい。
特に変わらない日常に少し嫌気が差すのは誰もが通る道だろう。
身体が緑色である事以外はいたって普通の『僕』は、そんな皆が抱く事を抱く。
『君』と出会ったのは交差点だった。
スマホを弄ってたからなのか、信号が見えなかったからなのかわからないけど車が来ている事も気づいていない『君』を助けた僕を「気持ち悪い」と言った『君』。
その日から『僕』の日常は変わった。
『僕』の身体が緑色の理由は解らないし、涙物の純愛ラブストーリーなんかじゃないけど
これは『僕』と『君』の物語。
その先に待つ未来は、たぶん、きっと。
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