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「食堂から聞こえたな、、、行くか」
正直言って俺はガヤガヤするのは嫌いじゃない。
まぁ好きと言う訳でもないのだが、、、
俺は食堂をこっそりと覗き見した。
えーと
或國鳴海、 食満友紀也 、小鳥遊殊祢、 結城真琴?
珍しいメンツだな、、、しかも友紀也がなんかお怒りのようだし
まぁ良い、料理もたまには作っておかないと腕が落ちる。
俺は迷わず食堂に突入した。
「うわぁ!?何時から居たのさクロノス!?」
「、、、一部始終外まで聞こえてた、仕込んでたやつがあるから待ってろ」
はぁ、、、とため息をこぼして
厨房に入る。
なぜならここにいるのは一名を除き俺より歳上である。
なんで俺が歳上の、、、
しかも男に手料理を振る舞う必要性があるのかは分からない、
しかし身体に癖として染み込んでしまう程二人がだらしないと
わかっているから仕方ないのだが、、、その二人、、、
鳴海と真琴が歓喜の声を上げた。
「「イェェェェェイ、ジャスティィス!!」
「あぁもう、どこぞの芸人見たく言うんじゃねぇよ!!
年下にまかなってもらってて恥ずかしくないのかよあんたら!?」
俺はナイスツッコミと心の中で 友紀也さんにエールを送りながら
仕込んでいた肉を焼きにいれる。
ジュウゥゥゥ
たちまち香ばしい匂いが立ち上る。
「あー腹減ったな~おっ今日はクロノスが料理当番か、、、よかった、俺じゃなくて」
「吹雪さん聞こえてますよ、、、」
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