更新を止めておりました

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こんにちは。長らくお目に掛かりませんでしたね、エブリスタ。 特に大病をしていたとか、そういったものではありません。丁度忙しくなる夏前から今まで、書かずに居たら私は「書く」ということがどういうことなのか、また、ストーリーを練る方法さえも全く分からなくなってしまいました。どう書いてみても陳腐で面白くないし、今更しれっと更新しても……。それに、自分が書かなくとも素晴らしい物語を紡いでくださる方が沢山いる。そう思って更新を止め、最近の私は創作の神たちが供給してくださる物語を貪り満足していたのです。スランプと言うより、創作欲求が無くなっていたのでしょうか。満足していたとはいえしかし、どこかでもやもやとした思いと罪悪感を抱えていました。 そんななか、ツイッターで「創作している人が創作をやめたら」というツイートを拝見しました。創作を止めたらその世界が分断されるという内容でした。 そのツイートを見て、私は自分の中の罪悪感の源を見たのです。私が書かないことによって困る人はもしかしたらいないかもしれないけど、その世界の登場人物はどうだろう。私の子供とも言える彼らは困らないだろうか。そう思いました。私が抱えていた罪悪感は、私が愛し、そして共に物語を作り上げていた彼らに対するものでした。 そうして私は、また書いてみようと思いました。書き方が分からなくとも、書いているうちに分かるようになるかもしれない。そして何より私はこのツイートを見て、胸が締め付けられるような痛みを感じました。子供の頃に感じたホームシックの様な不安の痛み。私は再び、彼らに会い、語らいたいと切に願ったのです。それを自覚した瞬間、私は彼らともう一度やっていけるかも知れないと希望しました。(復縁か) 今後は不定期に、そしてできるだけ丁寧に彼らと、彼らの物語の続きを紡いでいけたらと思っています。 最後になりましたがこのツイートの主様もとい、ツイッターで親しくさせて頂いているKさんに深く感謝いたします。きっとこの文がお目に触れることは無いかと思いますが、私がもう一度創作しようと思えたのは、あなたの温かい140文字のおかげです。ありがとう。
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