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家に入ると、お母さんと姉ちゃんと婆ちゃんがテレビドラマを見て、盛り上がっていた。
「お帰りなさい。大貴とヤマトも一緒だったの?」 「家の前で二人と会ったんだ。今日ヤマト泊まっていくって。」 「布団出しとくね。」 「ありがとうございます。」
ヤマトは 奥野家の台所も使い慣れたようで、包丁、まな板、調味料とある場所もしっかりわかっていて、母さんより手際よく料理をしている。
もしかしたらヤマトは 俺の気持ちに気がついて、よく家についてきているのかと、そんな事を考えていた。
おでんは 大好評で、あっという間になくなり、ビールを飲んでたお父さんと兄ちゃんは すっかりできあがっていた。
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