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「いや…ほっといてくれ…俺が話すから…。」
「……大貴。」
「…………。」
「最近大貴の様子がおかしかったから…。」
「ヤマト…ごめん…やっぱり家族には言えないよ。」
俺は 少し黙ったままうつ向いていた。そんな俺を見たヤマトは 何も言わず、俺の肩を抱いて心配そうに見ていた。
「『死神になりました。』って言った所で何のことかわからないし、混乱するからいずれこの家からは出て行くよ…。」
「……………。」
「これは 俺が決めたことだから、ヤマトが気にするな。」
何も言わずただ俺の様子を見ていたヤマトは 肩を叩いて部屋を出ていった。
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