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平和に(2)
兄ちゃんは俺のベットにゆっくり座ると、
「何も心配することはない…。」
「俺は…俺は 死んでしまうことになっていたんだ。それを死神のヤマトに救われた。」
「…ああ、それから鬼にも狙われていたんだろう。」「…うん…。今は大丈夫だけど…。」
ヤマトとの出会い、そして一度死んだこと、生き返ってから鬼との闘いがあり、本当に死んでしまったことと、地獄に行って死神にしてもらって甦って戻ってきたこと、順番に兄ちゃんに話をした。眉間にシワをよせてうんうん唸っていた兄ちゃんは 肩をぽんぽんとたたいて、
「…何とも言えないなぁ…今も夢か幻を聞いているようで、信じられないよ。」
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