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眞辺との口づけが
一瞬にして私の身体にあの夜の記憶を呼び覚ます。
私は眞辺の唇の隙間を探し、自ら舌をゆっくりと入れた。
眞辺が私の舌を受け入れて激しく絡める。
舌の先の神経が、全身に直結しているのか、身体のあちこちが過敏に反応する。
毛布でくるまっていた身体が急激に熱くなってきた。
「熱い……」
私が毛布を剥ごうとすると、眞辺も同様に毛布を除けた。
ワンピース姿の私は、再び太ももが露わになった。
眞辺が私の膝の上に手をのせ、太ももの付け根に向かって手のひらを滑らせた。
「この気合は……妬けるなぁ」
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