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二人から理性が飛び、欲情と本能がほとばしる。
眞辺はそれまで以上に激しく愛撫し、私は感じるままに声を上げた。
お互いの名前を呼び合い、キスをせがみ合い、
いつの間にか私の熱は眞辺の熱となり、
二人の間で溶け合って、二人を一つにした。
一つになれたことの喜びは
言葉では言い表せないものだった。
眞辺と……繋がっている……
眞辺もそれを実感してくれているのか、奥深くまで探ってくれた。
そして、徐々に動きを速め、私の身体に自分の存在を刻み込むように、激しく腰を打ちつけた。
二人の身体が擦れる快感に揺れ、自分が眞辺だけのものになっていくのを感じていた。
「眞辺っ……」
快感の波にのまれ、身体を震わせると、小さな叫び声とともに果てた。
その瞬間、眞辺も声をあげ、思いの丈を吐き出した。
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