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「ちょっと、眞辺……」
眞辺の悪戯は止まらない。
身体の中で怪しい熱が再び疼き出す。
「眞辺……明日、私たち仕事だよ……」
明日は日曜だが仕事は確定だ。
今日の今のこの時間、
作業をしていない分、明日はみっちり、そして完璧に終わらせなければならない。
「バーカ。俺を誰だと思ってんだよ?」
眞辺の自信たっぷりの笑いが耳をくすぐる。
「……眞辺……隼人……」
私は身体の向きを変えて眞辺の方を向くと、ゆっくりと包むように口づけした。
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