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今度は、キラキラと輝く笑顔を私に向けてきた。
「あーちゃん!私、大きくなったら星を作る人になる!」
「星を作る人?」
「そう!絶対なる!それで、いつかあーちゃんだけの星空を作ってあげる!約束する!」
驚いて思わず聞き返せば、勢い良く頷いて更に宣言を重ねてくれた。みっちゃんが何だか格好良く見えて仕方がない。
「本当に?凄い嬉しい!あ、じゃあ、私も約束する!」
「約束?あーちゃんが?」
「うん!私も大きくなったら星に関わる人になる!そういうお仕事する!」
キラキラ輝く彼女を見ていたら、私も何か夢を約束したくなって、思わず言ってしまった。でも、まだここでは終われない。
「みっちゃん。これ預かってて!」
ポケットから出したキーホルダーを彼女に渡す。とっても大事な、私の宝物。
「凄い綺麗!キラキラ光ってる!」
「これね、去年のクリスマスにお母さんから貰ったんだ。星を集めたキーホルダー!」
光を反射して輝くガラス玉は、まるで本物の星みたいで。星を手の中に閉じ込めているという非現実的な状態は、まだまだ小さい私達には凄く特別なことに思えていた。
「あのね。これ、私達の夢が叶う迄、預かってて欲しいの」
「預かるってどれくらい?」
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