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場所が変わり此処は某ファミレス。とりあえず此処で時間を潰すらしい。
俺達六人は椅子が三つとソファが並んだ席に着いた。
場所はソファに右からボンゴレさん(29才♂)、マイトさん(25才♂)、トシロー(19才♂)
椅子に俺(17才♂)、ソルジェ(17才♂)、アリスにゃん(自称19才♀)だ。
一番ビックリしたのは店に入った瞬間、アリスにゃんが「あたし此処がいぃ~」ってソルジェの隣に滑り込む様に座った事だ。
うん、馬鹿な俺でも分かる。あまりイケてないメンバーで一際輝いているソルジェの隣がいいのだろう。
俺も一応世間一般ではリア充で通ってる。自分で言うのもなんだが顔も正直言って格好いい。ソルジェがいなかったら多分アリスにゃんは俺の隣に来ただろう。多分。
店に入ってから適当に注文して、俺達は談笑を始めた。
今まで顔も知らなかった人達が目の前にいる。それがとても新鮮だった。
自分の事、ゲームの事、皆の事、それはそれは楽しく会話をしていた。
…一人を除いては。
「………」
ソルジェ…なんでお前喋らない?
「ソルジェくぅん、どぉしたのぉ?」
アリスにゃんが黙りこくるソルジェにそう尋ねる。
「いや…なんつーか」
久しぶりにソルジェの口が開いた。俺は勿論、皆ソルジェを注視している。
「え?なになに?どぉしたのぉ?」
「なんか、顔ちがくね?」
「えっ」
「アリスにゃん、顔ちがくね?つーか本当にアリスにゃん?」
言っちゃったよコイツ…。
俺が今まで散々言いたかった事をこうもあっさりと言っちゃったよ…。
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