【おまけ3】寮生活の男の悩み

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 だがシュテルは興味津々という様子で身を乗り出す。これに悪乗りするのがレイバンという奴だ。ニンマリと笑うと、期待通りに続きを話し出した。 「で、翌日の風呂の時間、第五師団が最後ってのもあって勇士が集まって集団オナニー大会になったんだけど、妙にムラムラした気持ちになってきた」 「うんうん」 「気づけば近くの奴とキスをしながら抜きあいを始めたり、中には本番に突入する奴も出てきたらしい」 「ほう」 「場の雰囲気に飲まれるって凄いらしくてさ。もう興奮が興奮を呼んで、気づけば全員でえらい盛りまくって」 「それで!」 「出てこないのを心配して見に来た大将に見られて、大目玉くらったって」 「何だよそれ!」  食い入るように聞いていたギャラリーが、どっと声を上げる。ランバートは溜息だ。まぁ、状況の異様さと妙な興奮というのは理解できるが。 「あれはヤバイ! と、先輩から真剣な目で諭された」 「でも、面白そうではあるよな」  乗り気な声も一部で出る。止めておくに超したことはないというのに。 「でもよぉ、この面々でそんな事をすると、最終的に体格のいい奴が有利だぞ」 「……!!」     
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