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トレヴァー達の所に戻ってくると、ちょうどランバート達が決勝で戦うチームを決める試合が行われている。
それを待ちながらも、ゼロスやレイバンは言葉がない様子だった。
「あいつ、戻るのか?」
ゼロスが気遣わしげに聞いてくる。それに、ランバートは不確かながら頷いた。
「効果が切れれば落ち着いてくる。しばらくは倦怠感なんかもあるかもしれないけれど、一度で中毒になる事はないさ。故意に服用したなら…ちょっと大変かもな」
そこにはもう言葉がない。決勝戦を前にして、場は最悪なほど沈み込んでしまった。
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