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「このれらの試合の結果を加味して、昇級を行う。数週間かかるだろうが、概ねプラスに考えている。気落ちする事はない、胸を張れ。そして、激戦を繰り広げたこの両チームに、改めて拍手を」
一斉にわいた拍手の音に、ランバートの背が伸びる。
最初は悔しく感じた歓声や拍手が、今は違うものに聞こえる。賞賛を受けているのだと、しかも自分だけじゃなくチーム全員にそれが贈られているのだと感じると、誇らしく嬉しく思えた。
「さて、この後は懇親とご苦労さん会だ。明日は一日休みだが、だからといって飲み過ぎて他に迷惑をかけることのないよう! 酔って他人に迷惑かけたら、降格させるからな!」
「「はい!!」」
元気な声がして、全員が笑って、無事に解散。屋外に用意された手掴みの料理を思い思いに手に取って食べる、そんな楽しいお祭りが直ぐに始まるのだった。
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