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小さく呟いた美姫に、レナードが振り向いた。
『早く乗れ!』
『ごめん......レナード。
私、行けないよ......』
大和を裏切ることなんて、出来ない。
もうあの人を、悲しませたくない。
『はぁ!?
何言ってんだ!
シューイチを救えるのはあんたしかいないって言っただろ?
あんたが来なきゃ、シューイチはどうなるんだ!!』
レナードが美姫に食ってかかるように迫った。
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