プロローグ ー裏切りー

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 『ごめん、レナード。   しゅ......ッグ秀一さんを、どうか......お願い、しますっ』  その場にいるのが耐えられなくなり、美姫はボーディングブリッジを搭乗口に向かって駆け出した。  『ミキーーー!   ミキーーーーー!!!』  背中から追いかけてくるレナードの声から逃れるように、美姫は後ろを振り向かず走り続けた。   
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