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そして達してしまい、体の力が抜けて頭がぼんやりする。
初めての快楽は僕にとって、激しいものだった。
そこで僕の奥まった場所にクロノの指が触れる。
うっすらとそのあたりが熱を帯びた気がする。
そこで左右に足を僕は折り曲げられて広げられる。
「今の魔法で解したから、大丈夫なはず」
「……うん」
僕はクロノの言葉に頷いた。
そして何かがあてがわれて、それがクロノの欲望だと気付く。
その熱さと大きさに震えるけれど、それが僕の中に入ってくる。
「あ……あ……」
クロノの欲望が入り込んで、僕がクロノの形に変えられていく。
より深くつながろうとクロノに入り込まれて、それが僕は苦しさのような、擦られる快楽のようなものもあって、頭がどうにかなりそうだった。そして、
「全部入ったから、動く」
そうクロノがささやくのを遠くで聞いているような気がして僕が小さく頷くと、クロノが僕に腰を打ち付け始める。
深くまで貫かれて僕は喘ぐことしかできない。
何度も何度もクロノは僕を揺さぶって、そして、
「中に出すから」
「……え? だ、だって僕初め……ぁああああああっ」
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