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英雄達は???によって魔王の目の前に召喚された!
魔王「ほう、貴様らが英雄か……ビックマウスを倒したか……ククク…ブフッ」
手下1ー4「ブフッ」
キョウノ「ちょっと! 何この魔王なんか吹き出したわよ!」
リューナ「相手もなんかパーティみたいな構成じゃないの!」
魔王「貴様ら……引っかかりおったか……馬鹿め! 馬鹿な英雄共よ!!」
「あのビックマウスは経験値が異常に貰える! 魔王を目の前にと思い貴様らは慌ててレベルをカンストギリまで上げていたろう?」
クラノスケ「だって魔王だもんな……」
魔王「マヌケ! 実にマヌケだ!!!」
リューナ「ムカつくわね!」
魔王「馬鹿じゃないのかね君たち。もしかして、システム知らなかったの君たち。これさ、レベルカンストしたら自動的にジョブチェンするんだよね。そんでさ、お前ら上級職になれてハッピーとか思った? 残念! マヌケ! アンハッピーだよ!」
「ステータスがLv.1状態で魔王に挑む貴様らまじマヌケ! クハハハハハハ!」
ラージ「そういうことか!」
「魔王は鍛えまくられた俺たちと戦いたくなくて強制的に職業昇進をさせてステータスを下げて……俺たちを倒すつもりなんだ!」
魔王「ってことをさっき説明したんだが」
サンゾウ「そんな……! そんな馬鹿な! 職業昇進をキャンセルしなくては!」
魔王「ハイ! そんなのできませーん! 自動的にジョブチェンするからーキャンセルとか概念ないからァー」
リューナ「うっざいわね!」
魔王「はいばーか。お前らばーか! 負ける戦いなんて誰がしたがるか! 世界制服を企む私がそんな夢ぶち壊されたがるかばーか!」
キョウノ「ストーリー的にあなたは倒されなきゃいけないでしょうが!」
魔王「え? なに? ストーリーってなに? 知らねぇよ! 私には私の都合があるんだよ! 大体忍者みたいな名前してる勇者に倒されたくねぇよ!」
サンゾウ「名前に文句を言うな!」
魔王「やーいやーい! また1からレベ上げで出直してこいやーい! 今度は私の前に立たさないからな!」
魔王の先制攻撃!
英雄達にそれぞれ10000ダメージを与えた!
英雄達は力尽きた!
手下1ー4「俺達が出る間もなかったぜ! 出直してきな!」
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