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氷河さんはハロウィンにまつわる話を聞かせてくれた。
「なるほど、ハロウィンは仮装してお菓子を貰う、ジャックの収穫祭なんすねぇ!」
「そうよ、さ、あなたも如何?」
氷河さんから、黒いマントを貸してもらった。
これで収穫祭に参加したことになるんすねぇ?
異世界の文化は不思議っす。
「おー!、んじゃ、オラも収穫祈願して、トリックオアトリート!」
「はい、どうぞ♪」
「おー、こういう祭かー!楽しそうだべ!」
「羽月!羽月!トリックオアトリート!」
「あなたにはあえてあげない!ねっ!あげないよー!ほら!あげてないよー!」
「意地悪・・・お菓子。。。グスっ・・・」
「・・・史はやっぱり色気より食い気なのね、まだ。」
「?それも何かのイベント?」
やっぱり不思議な二人っす。
その真意に気付くのは、初芽も時風も、もう少し先になるそうな。
めでたしめでたし。
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