☆花(ふたつ目のおはなし)

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☆花(ふたつ目のおはなし)

「枯れないようにしなきゃ!!」ミムは庭の花壇に、ジョウロで水をあげています。 すると花壇の隅っこに、見たこともない花がありました。「うわぁ~!!綺麗だよん。\(^_^)/」 ミムは摘んで、自分の部屋の、机の上に飾りました。 「何度、見ても綺麗だなぁ。」 花が大好きなミムは、嬉しくって堪りません。 ミムはお水が大好きなんです。よくお水を飲んでいます。今日もコップにお水を入れて持ってきています。摘んできた花を、側に飾って本を読みだしました。 少しすると飾ってあった、花の花びらが一枚、ヒラヒラとコップの中に舞い降りました。 ミムはびっくりしました(゜o゜;;。 だって黄色だった花びらが、コップに舞い降りた途端、ピンク色に早変わりです。 「すごいよ!!」 そう叫んだミムの周りは、そのピンク色の花が咲いている花畑に立っています。 「花の色がピンク色に変わってしまって。それでその花で花畑があるなんて...。でも、また元の黄色の花畑が見たいな。」 ミムがそう言ったあと、ポツポツと雨が振りだしました。 ピンク色の花は、雨粒が当たったところから、元の黄色に戻っています。 「うわぁ~!!」 そう驚いた声と同時に、ミムの家の庭に帰ってき
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