邪魔だから

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「放してください」 「駄目だ、今回はね。彼らの、そして我々の勇者の力がなまっていないか、力を蓄えていないか、そして……レオナ自身もどの程度自分の力を制御できるかを見る理由もある。それに君も敵対すると受け取られるよ。いいのか?」 「く……」 「だが事前情報通りだな。なるほど……それで君はどうする? 我々側に来るかな?」 「……何の話か分かりません」 「そうか。まだあちら側か。でもいつでもこちら側に来たければ俺に言えば、迎えるよ。一目惚れは本当だからね」  微笑むミロに一瞬ミミは目を奪われるが、ミミは気のせいだと思ったのだった。 ------------------------------
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