第1章 向かう先は歌舞伎町

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楓:暇つぶし…暇つぶし… 呟きながらカツアゲ連中を瞬殺。 優越感に浸っていた時 1人の黒服が目の前を通り過ぎた。 黒服:あーあ。 ダメじゃん…これじゃ… たかがカツアゲで手間取って 更に喧嘩で負けちゃうなんてさ! ガツッ…ガツッ… 既に 喧嘩終わりで瀕死状態のカツアゲ連中に 更に打撃を与えるその姿はまるで違う雰囲気を 背中一面から漂わせていた。 黒服:で? 君は何なの? 楓:カツアゲ連中を止めに入っただけだ。 なんか文句あんのかよ? 黒服:そういう奴は 俺のビジネスの邪魔なんだよ! グイッ… 胸ぐらを瞬時に掴まれた。 勝負はこの時付いていたのかもしれない。 この出会いこそ… 楓が歌舞伎町へ誘われた… 本当の理由なのかも知れない…。
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