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私、矢田トモコは当然武士ではない…
武士の情けではないが、これほどの美女が私に語りかけてくる以上、これ以上、無下にはできなかった。
「…どういうことだ? …話してみろ…」
私は言った。
これ以上、目の前の美人に涙を流させるわけにはいかなかった。
私の義侠心が目覚めたのだ(笑)
「…お姉さんは、葉敬という人間をどれだけ知ってますか?…」
「…全然、知らないさ…」
私は答えた。
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