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「…そうさ…私が葉尊と結婚できたからといって、私がリンダ、お前やバニラのように、キレイになれるわけじゃないし、東大に受かるように頭が良くなったわけじゃない…私は私だ…」
「…私は私?…」
「…そうさ…矢田トモコは矢田トモコのままさ…身長159㎝、童顔、巨乳、幼児体型のままさ…」
私は断言する。
私の言葉に、ヤンは目を瞠って、私を見た。
文字通り、ヤンはその美しい瞳を見開いて、私を凝視する。
ヤンの青い瞳が、大きく、見開かれた。
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