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ほとんど裸にされてしまった美晴の見事な肢体が、春臣にねっとりと視姦される。「……なんか、やだ」と胸を両手で隠そうとすると、「だめです」とバンザイさせられてしまった。
(な、なんだかいつもの春臣くんじゃない……)
すっかり形勢逆転され、今や春臣に組み敷かれた状態となった美晴は胸を高鳴らせた。攻めるのももちろん好きだが、ガツガツと攻められるのも大好きだった。渇望が湧き上がり、めちゃくちゃにしてほしい衝動が増していく。
「俺の、入れてほしいですか」
中途半端にスーツを乱れさせた春臣の下肢には、ずり落ちたスラックスが絡まっていた。その中心で反り返る怒張を太ももに擦り付けられて、美晴は眉を寄せる。あまり焦らさないでほしかった。
「は、はやく……」
掠れ声でそう喘ぐように訴える美晴に含みのある笑顔を向け、春臣は首を振る。
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