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「めちゃくちゃ、おっきい……」
「痛いですか……でも、もう止まるとか無理……」
「いいよっ……好きに動いて……っあ! すごい、すごい……!」
ゆらゆらと後ろから緩く突き上げられると、子宮を持ち上げられているような感覚になり、鈍痛と快感が交互にやってくる。美晴はこの痛みと快感が混ざり合うのが堪らなく好きだった。壊されてしまいたい、そんな欲求が強くなっていく。
「もっと、もっと激しくして……! 春臣くん、壊して! 壊してぇっ」
「っ!! 壊れるほど、して良いんですか」
「うん、うんっ」
春臣が与える快楽に溺れ、我を失っておかしなことを口走る美晴に、春臣は微かに眉根を寄せた。壊されたいという欲求は、美晴の中にある小さな闇を映し出しているように感じたのだ。
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