第四章 真実

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第四章 真実

ジョーは意外に怖がりなのに聴いた瞬間「怖っ!!!」と叫んだ。フミはブルブルと震えている。「嘘だろ??」「噂だしね」「・・・・・」「マジなわけないよね」四人が都市伝説を否定して誰からともなく出口の方へ早歩きになった。ゴツッ!!!重い何かをマコが蹴った音がした。その瞬間「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」と叫ぶマコ。「な、何???」蹴ったものを確認するとマツボックリだった。「脅かすなよ、マツボックリだって」都市伝説を聴いて小さな衝撃すらも恐怖になり真実が見えなくっている。「ビックリさせんなよ」「ホントだよ、もう!」「マジで驚いた」「怖がりなんだよ仕方ないジャン」「大丈夫だよ」また、それぞれがブツブツ言い始め暫く散歩コースを歩いていたが人気が無くなりカラスが泣き始めた。「もう帰ろうか・・・」ビクッとしながら皆で目を合せて早足で出口へ向かった。マコが口を開く。「なぁ、さっきの会話、一人多くなかったか?四人しかい無い筈だけど。」「今は四人だし勘違いじゃない?」「怖がらせないでよ」「やめてよ~」・・・・・あれ?ホントだ、さっき一人多かった。「日が暮れる前にココ出てファミレスで二次会しようぜ。」「「「賛成!!!」」」そういって施設の近くに有るファミレスへ駆け込んだのだった。
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