狩りガールは山の神

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地方都市でOLをしている狩野は持病のアトピー対応で野菜を自分で育てるようになり、それがきっかけで農家の田中さんのところを訪れるようになる。
そこで食べた野菜と肉が美味しかったので、どうやって採ったのか聞くと野菜は栽培したものだけれど肉は狩ったものだと聞いてちょっとぎょっとするがジビエ料理は流行っているし、生態系の維持に必要なものだと世界的に認められていると聞かされ興味を持つ。

狩野には山田という彼氏がいた。いささかおとなしくてデートでもあまり自分から引っ張っていくタイプではなく狩野の方からどこそこに行きたいということが多いのだが、今回も狩野の方がおいしいものが食べられるからと食事で誘ってを連れ二人で田中のところに行く。

一方、農家ではシカやイノシシに作物を荒らされて困っていた。また農家も猟師も高齢化がが進み後継者がいないと言われるが狩野と山田には聞くしかできない。

と、そこに近くの罠に獲物がかかっているという知らせが入る。見てみなさいと言われ、あれよあれよという間に狩野はその罠を仕掛けてある場所に駆けつける。