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そうなると、狩野もただ都会にいて食べるだけかなどと言われるので自分も勉強して免許をとり、一緒に山に行くようになる。 (次第に狩りの経験を積んでいく二人の描写を細かくリアルに) 初めは銃は使わず網や罠からで、狩野は銃は使う。 次第に自然の中で身体を動かす快感やチームワークのおもしろさに目覚める。 ルール違反の漁をして荒らしているマナー違反の狩人かいることがわかる。 獲物を食べるわけでなくそのあたりにほったらかしにしている。池の上で鳥を撃ち落としたはいいが、池の上に獲物が落ちたので取りに行けなかったり、あるいは特別な許可がないと使ってはいけない悪質なカスミ網を見つけたりする。 狩りの面白さにのめり込んでいく山田と次第に反発と嫌悪感を募らせていく狩野。 監視用の暗視カメラに正体不明の生き物が映っていたりする。 狩りのジャマをする者は大きく二種類いた。ひとつは動物を殺すのは残酷だと抗議しに来て、あまつさえ獲物が出るあたりをわざとうろうろしてジャマするいわゆるエコ・テロリストだ。この山にもそういう手合いが出没する。二人組の鈴木&佐藤だ。 もうひとつは密猟者で、当然姿をなかなか現さない。     
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