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―――皆さんの世界を平和にしたいという使命感が、とても素晴らしいです。
皆さん、それぞれ得意だったものを教えて頂けますか?
勇「オレは何と言っても勇者だったからな。
剣の腕前は抜群だった。オレの前じゃモンスターなんて止まって見えたからね。」
躍「私は何て言ってもこの美貌。
だって10年前なんて今よりも若くてスタイルも抜群でね。旅にでる前から村一番の美人だと評判だったわ。
魔王だってわたしが躍りを踊ると見とれて動けなくなったわ。」
魔「僕は旅の終わりには、魔法全般をマスターしていましてね。
全て得意でしたが、特には雷系の魔法が得意でした。僕が雷を呼ぶと、空が真っ暗い雲に包まれて、それだけでモンスター共は震えて逃げていきましたよ。」
―――今日は来られなかった賢者さんの、得意な技とかも教えて頂けますか?
勇「あいつは回復魔法が得意だったな。」
踊「そうそう。あいつは几帳面で真面目だったよね、困った人が居たら見捨てられないお人好しだったし。」
魔「あいつには、私も随分助けられましたね。」
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