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【そうだよ、君だって私からしたら充分羨ましいですよ】
「あっ、お疲れ様」
【どうも】
『僕のことが羨ましいって、どうして?』
【なぜなら、私なんて最後から3番目で、紛れちゃっていますから。君は、ある意味ではブービーという特別な立ち位置になるよ】
『そっか、そう言われればそうかも』
【それに何より君は『ワン!』と鳴くじゃないですか】
『ん?』
「そうそう、ワンといえばナンバーワンとかさ」
【オンリーワンとかさ】
『そういう捉え方もあるのかぁ』
「【ワンという強みを活かせばいいじゃあないか、ヤキモチをやいている場合じゃないよ、だってさ――――】」
2018年は、戌年です。
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