4、あやまち

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4、あやまち

目を閉じて動かなくなった愛犬のハナ。 胸に手を当てても、鼓動はもう聞こえない。 15歳の秀昭はハナの遺体の隣で枯れるまで泣き叫んだ。 赤く染まった秀昭の手のひら。 秀昭の隣にはただ1本、金属バットが転がっていた。
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