DAY1

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どんな遊びをしていても 彼となら最後はいつだってこう。 「シャワー浴びなくちゃ」 「髪までベトベトだよ」 「でも可愛いよ」 「九条さん……」 最後はそう 「愛してるよ、僕の可愛いデザート」 いつだって あふれんばかりの愛に包まれる。 「バスルームに行こう」 テーブルクロスをマントのように広げて 九条さんは僕を後ろからすっぽりと包み込んだ。 立ち上がり部屋を出ようと ふと食堂の入り口に目をやると――。 「随分豪快にデザートを召し上がったようだな、お義兄様」 鉢合わせした。 「せ、征司お兄様っ……!」 次なる僕の甘くないデザートと――。
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