DAY1

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「アンッ……おかしくなりそうっ……」 それでも僕らは夢中でデザートを食べ続けた。 「和樹……」 「アアッ……九条さん……僕もうっ……」 幾らも経たずして快感を伴う大波がやってきた。 「イクの?」 「……クロス汚してもいい?」 やがてそれは 抑えの利かない継続的な痺れへと姿を変えてゆく。 「大丈夫だよ。だってもう――」 彼が気にしていたクロスはすでに 真っ赤なイチゴジャムとクリームがそこら中飛び散っていて。 「んあ……もうっ……イキそうっ……!」 そのコントラストが 強烈に僕を誘う。 「いいよ。一緒にいこう」 その瞬間 九条さんは僕を抱えるように強く抱いた。 「ん、やっ……イッちゃう!九条さんっ……イッちゃうよ!」 「ああっ……和樹っ……!」
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