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4.炸裂するいぞうLINE
「返信したよ。」
いぞうが返信し、二人に告げる。
「早くないですか??」
男が聞く。
「さっきも言ったけど、こういうのは言葉じゃない。気持ちなんだよ。」
「ありがとうございます!でも、何て言って元気づけてあげたんですか?」
そう言い、返信内容を確認しようとする女。その時、スマートフォンが鳴った。
「ミカから電話だ!あ。もしもし。ミカ!本当に心配してたんだよ。今のLINEね、え?何。。。?ちょっと待ってよ!!本当に心配してたんだよ!!え??死んでほしいわけなんてない!!何でよ!!ちょっと。待って!待ってよ!!ミ・・・」
電話が切れる。
「どうした?今、おかしくなかったか?」
心配そうに男が聞く。
「わからない。私のこと面白がってとか、死んでほしかったんだとか。そんな風に言われた。おじさん!どんなLINE送ったんですか!!」
「おじさんがおかしなLINE送るわけないだろ!」
「でも。。。おじさん、どんなLINE送ったの??」
目を閉じて考え込むいぞう。
「わからないよ。なんでミカあんなふうに。。。え?ちょっ?え?」
「どうした?LINE、どんな内容の・・・?」
LINEを確認する男女・・・
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