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みんな驚いて、香が寝ていた方を向く。
香の首には絞められたような跡がついていて、すでに香は息をしていなかった。
「そんな……香」
由美と未来が泣き崩れている。
松やんが家の電話から警察に連絡している。
刑事はすぐにやってきて、1人の刑事が香の遺体を運んでいった。
もう1人の、刑事は最初から香の死は俺たち5人の誰かのせいだと疑っているみたいだった。
何度も、俺たちは仲良しグループで誰も香を殺していないと言っても信じてもらえない。
犯人が俺たちの中の誰かじゃなったら、誰が香を殺したんだ?
都市伝説、3人で写真を撮るときは真ん中にいたらいけない。
まさか、まさかな。
背中に冷たいものがながれる。
次は俺か?
俺はまだ死にたくない。 これから、未来に告白して、付き合うんんだ。
まだ、俺、高校2年生なんだぜ?
恐怖で立ちすくんでいた時、未来が俺のそばにやってきた。
「翼、死なないよね?」
「当たり前だろ」
きっと声が震えていたと思う、未来の目には涙が溜まっていた。
もし、都市伝説が本当なら、もう時間がない。
「こんな時にいうのもなんだけど、未来、好きだ」
警察官もいるのに、気が動転しているおれは、いきなり告白をしていた。
未来は「私も」と俯きながら答えてくれた。
未来と付き合える。 俺、死にたくない。
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