最低で最高のクリスマス

【設定】

★市川紘菜（いちかわひろな）２４歳
本作の主人公。ブラック企業で働くＯＬ。猪突猛進タイプのように見えて意外と計算高い。
付き合って間もない彼氏とクリスマスイブの夜にラブラブデートし、クリスマス当日も丸一日ラブラブする予定だった。しかし先輩に仕事を押し付けられ残業が中々終わらず、やっと終わった時には彼氏が他の女と仲良くやってた。
深夜のバーでヤケ酒し、酔った勢いで自殺をはかろうとするも階段を登りきれず途中で転倒。そのまま寝てしまった。

★九条貴一（くじょうきいち）２７歳
九条グループの御曹司。メンタルが凄く弱い。お金目当ての女性に騙されてからガードが鉄壁のようになり何年も彼女がいない。
大事な会談で遅刻したあげく資料を間違えるというミスを犯す。父親に「出来のいい弟に跡を継がせる」と言われ生きる意味を無くし飛び降り自殺を図るも紘菜と出会いもう少し生きようと考えなおす。
遺書を書くのに手間取ったのと、人の少ない場所と時間帯を選んだ結果朝方に例の屋上に行くことになった。

★九条慎二（くじょうしんじ）２５歳
貴一の弟。昔からやれば何でも出来るタイプ。兄の貴一のひたむきな所を尊敬し、いつか壊れないかと心配している。跡を継ぐ気はない。
かなり重度のゲーマーだが家族や周りにはバレないようにしてる。看護師でありコスプレイヤーの彼女と付き合ってる。