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クロールで、私のところまで戻ってきた彼に置いて行かれたくないと、ギュっとしがみついた。
「顔あげろよ」
ううっ、本気らしい。
「軽く、チュッてするだけだよ」
と一応言ってみたが、そんなもので済まされるはずがない。
きっちり舌まで入れてきた。
誰も見ていませんようにと、心の中で祈りながらキスしていたはすが。
濃厚で、しょっぱい潮味キスに、すっかり溺れていた。
「んっ・・・んっ」
ん?胸の辺りが突然解放され、楽に。目を開け胸元に視線を向ける。
「やっ、何」
信じられない。首の後ろで結んであったブラの紐を解くなんて。外したブラをマンタに引っ掛け、胸を揉み始めた。そして大胆にも蕾を口に含み舌先で刺激する。
「やだっ。こんなところ・・・で」
「声我慢しろよ」
「えっ」
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