328人が本棚に入れています
本棚に追加
/585ページ
「でも、バディならお互いひとりを確認すれば良い。相手に異変があれば、すぐに気付けるね。だから、バディを組んで、命を守り合うんだよ。」
「あぁ、そういうことね。」
たぶんね、こういった感じの話を皆は1年生の時から聞いて、既にバディが当たり前になっているんだと思う。
恐らく、今回のプール指導の始めにも、先生から話があったと思う。
でもね、大勢の中での全体的な指示や説明は、どうもマーには響かない。
聞いているのかいないのか、他のことに気をとられてしまうのか、自分に対して話しているとは思えないからなのか。
まぁ、とりあえず納得してくれたようで良かった。
「ところでマーくんのバディは誰?」
最初のコメントを投稿しよう!