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それでも、検定試験の日は嫌がって「やりたくない」と言った。
理由は"試験"の緊張感。
それに加えて、1年生の時から着々と級を上げてきた他の子に比べ、自分はこれまで検定を受けたことすらなく級なし。
基本的に飛び級は認められておらず、1度に受けられるのはひとつの級だけ。
1番最初の10級は"顔が水につけられる"。
今更そこからやらなきゃいけないのか!っていう恥ずかしさ。
「でもさぁ、このままやらないで6年生になって10級とか余計嫌じゃない?」
「それは嫌だね。あーもーしょうがない、やるか。」
渋々ながらプールへ向かうマーくん。
戻ってきた時には6級の印をつけて誇らしげ。
先生が特例を認めてくれたらしい、感謝m(_ _)m
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