第1弾 日常

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「そうかそうか、お前は私の授業より窓の外を見る方が良いのか。しょうが無いからもう一度言うがこの少女達が何と呼ばれる様になったのか答えろ」  田辺先生は黒板の一点を指し俺に解答を促してきた。 「えっと、【BattleVenus(バトルヴィーナス)】です」 「そうだ。この少女達の事を人類は【BattleVenus】と名付けた。では、この【BattleVenus】には意味合いがあるがどういう意味で付けられたと思う?」  俺が田辺先生の問題に解答すると、次の問題の解答を再度聞いてきた。 「【戦う女神】です」 「正解だ。今青柳が答えた様に【BattleVenus】は【戦う女神】とそのままの意味合いで付けられたんだ。とりあえず青柳、座って良いぞ」  俺が答えると田辺先生は座る事を許可してくれたので俺は素直に椅子に座った。 「じゃあ最後にもう一つ……【BattleVenus】が消えた直後現れた【BattleGirl(バトルガール)】はみんなも習ったと思う。その【BattleGirl】の現在確認されている最も年齢が高いのは何歳だ? そうだな……よし! 洞島(どうじま)今の問題に答えろ」  俺が椅子に座った直後、田辺先生がまた話を仕始めてクラスメイトの一人でもある綺麗な黒髪と無表情が印象的な洞島香蓮(どうじまかれん)を指名した。
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