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俺はすぐに準備に取り掛かり3人分の食器や箸などを用意してご飯とシチューを食器に入れてからお盆にのせて居間まで持って行った。
「おぉ、今日はシチューか!」
「うん。本当はマッシュルームやカリフラワーとかも使いたかったけど冷蔵庫に無かったからあり合わせになったけどね」
丁度萌夏さんもスーツから部屋着に着替えて居間に来たので夜ご飯を食べる事にした。
『いただきます!』
みんなで手を合わせて全ての食材に感謝を込めて手を合わせてご飯を食べ始めた。
「おいしい! やっぱり龍斗のご飯は絶品だね!!」
「まったくだ!」
心音が感想を言うとそれに同意する様に頷きながら萌夏さんも感想を言ってきたので、俺は少し照れくさくなって話題を変えた。
「それは良かった。そう言えば萌夏さん。心音が今日学校で駆けっこ一番だったみたいだよ」
「心音凄いな! 私は運動はそこまで得意じゃないから羨ましいぞ」
「でも萌夏お姉ちゃんは勉強が出来るから凄いと思うよ?」
「ありがとう心音。龍斗とは大違いだな。今日私の授業中に龍斗は私の話を聞かずにずっと窓の外見てたんだぞ。どう思う?」
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