はじめに

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 先に言った大学のサークルで、偶々知り合った友人(エブリスタでも「小島 雅人」名義で活動しております)がネット小説の世界に飛び込む姿を見届け、今度は『物書き一時間一本勝負』という生配信しながらの短編執筆バトル企画に参加させて頂いたと思ったら(企画主は「菊の花のように」さん)。  ついに先日、11月23日には、東京流通センターにて行われた「第25回 文学フリマ東京」へとサークル参加する事まで出来てしまいました(サークル名「404 NOT FOUND」、サークル構成員は省略しますがTwitterもやっておりますのでご確認ください)。  これほど色々な経験をさせて頂いて、クリエイターとして活動再開しない訳にはいかないだろう。そんな思いで夜行バスの中悶々としていた僕は考えました。  今、僕に何が出来るだろう。  答えは身近な所にありました。夜が明け、雪のちらつく北国に舞い戻って、昼に一コマだけの講義を受け、学科の友人と昼を一緒に食べて、いつものように一人部屋のベッドへ戻った時。  携帯に届いた一通の通知は、小島氏が所属する方とは別のサークル、「鉄道研究会」からの活動予告でした。それを見て、僕の中で決心が一つついたのです。  実は既に三度ほど、鉄道を使った大旅行をしていて、しかも日誌まできちんと付けている。  所々時間の都合で書けなかったところはあれど、それは調べればいくらでも補填できるし、一部は鉄道研究会の部誌に漫画化してまで投稿している代物なので、荒も少ないはず――。     
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