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でも、最初の時はかなりパニクって。
『え、なんで? 悪いところあったのなら直すから!』、泣きまくった。
それでも彼の意思は硬く、別れるしかなくて。
毎日、毎日、辛くて。
ご飯もあまり食べられない日が1ヶ月続き。
どうにか食べられるようになった2ヶ月を過ぎ。
ようやく、立ち直れそうって思った3ヶ月目にーー電話がかかってきた。
『やっぱり俺には、梨琴しかいない。もう一度やり直さないか?』
嬉しくて、嬉しくて。
もちろん、すぐにオッケーした。
それからは些細なケンカや不満はあったものの、それなりに付き合えてた、はずなのに。
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