やばい老人になろう・さだまさし

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やばい老人になろう・さだまさし

僕が憧れる「じじぃ」、それも「やばい老人」の条件は三つある。 その一「知識が豊富」 その二「どんな痛みも共有してくれる」 その三「何かひとつスゴいものを持っている」 さださんのお祖母ちゃんは、明治生まれで、ロシアで家政婦をして、ロシア語をマスター。 商売上手な男性と結婚、家の床下が砂地になっていて、砂金が採れたという。 引き揚げようとしていた矢先、匪賊に脅され 全財産やるから、命は助けろと、対等に渡り合い 港に送らせ、船代やら、日本で暮らすお金がないと生きていけない。命は助けると言ったではではないかと、文句をつけ 財産半分を返してもらい、明治のお金で16万円。いまの億単位のお金を持ち帰ってきたという。
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